ワルキューレロマンツェ第十一話見ました。
このアニメ文句なしに今期最高傑作だな。
ジョストという題材自体アニメに向いたものだったこと。主人公の貴弘のキャラがいいこと。
いろいろといい部分は思い浮かぶが、やはり「脚本/演出がよかった」という話になると思う。
今回の話でも、馬の出産から自分で立ち上がるまでの部分をミレイユと重ねたり、
ノエルが少し汚い手を使ってでもスイーリアに食いつき接戦を繰り広げるところのなどが実にいい。
そして、お約束ではあるが父親がついに素直になる演出。
この少ない話数でよくもあそこまで事前に伏線を張り、流れを作れたものだと思う。
この戦い、実力差をひっくり返してノエルが決勝に勝ち進んだとしても文句はない、と言えるほどノエル側の勝利にも説得力を持たせてある。
重ねて言うが、このアニメの脚本は素晴らしい。
そして、ここに来て、１０話で中断された貴弘の決断の答えが聞けるのではないかという期待も出てきた。
「誰か一人は選ばないまま終わるだろう」と思っていたが、決勝に間に合うように貴弘が会場に来て、
「現在誰にもベグライターが付いていない」というアナウンス。ここまでお膳立てをしたなら、このアニメはやってくれるはずだ。
次回の最終決戦、どうしても期待が高まる。
