寄生獣 セイの格率 Stage:24 寄生獣

寄生獣 セイの格率 第二十四話見ました

夢の中でミギーとシンイチは再び出会う。ミギーは、これから長い眠りにつくことをシンイチに告げ、その日の朝からミギーはただの右手に戻るのだった。時はめぐり高校を卒業したシンイチは里美と外出しているときにいつか見た殺人鬼と出くわす。殺人鬼は里美を人質にとり、人間と化け物の中間にいるシンイチに対して「自分はなんなのか?」を問うのであった。

やはり寄生獣は名作だったな。人は別の生命体に対して点での理解しかできないのだ、人間の心には人間自身の満足があるだけで、それでいい。ってところが寄生獣という作品の素晴らしい結論だよな。地球は泣きも笑いもしない。どれだけ汚されようとも破壊されようとも、「汚い」「壊れた」という判断は人間がおこなっているにすぎない。そんな判断に本質的なものはないし、しかしだからこそそれでよい。いつまでたっても色あせない、よい作品だった。