DMMのゲーム、「艦隊これくしょん」がそろそろ3周年を迎える。オタクの界隈ではほぼ知らぬ人のいないゲームとなった艦これを私もプレイしている。とはいえ、2015年3月7日着任なので、まだ1年ちょっとと言ったところだ。
私が艦隊これくしょんの世界に入ってきたのはほかならぬアニメ「艦これ」が原因であった。しかし、前にもまとめた通り私のアニメに対する評価は「つまらない」であった。それにも関わらず、なぜ私はゲームの艦これを始めたのか。そして、今でもなお4話や5話や9話をもう一度見たいと思ってしまうのか。自分の心を整理してみる。
艦これとの出会いと着任
艦これというゲームを知ったのはどこからだったろうか?たしかどこかのまとめサイトで記事になっているのを見たときだろう。アニメのアルペジオのコラボ時点で知っていたからたぶん2013年の夏ごろに知ったに違いない。このあたり、記憶があいまいだ。
明確に艦これを意識し始めたのは間違いなく2015年1月から放送されたアニメの艦これだ。大成功を収めていると言って過言ではない作品がアニメ化、ニコニコ動画でも配信されるということで私の視聴リストにも入っていた。アニメを視聴した感想は前述のとおりである。もちろん、今も変わっていない。
だが、私はアニメ放送中の3月7日にゲーム艦これに登録し、その日のうちに着任することに成功した(まさか登録した日に着任枠解放があるとは私も幸運だった)。このとき、私の心の中ではいったい何が起こっていたのだろうか。
私の中のアニメ「艦これ」
私のアニメ艦これの各話の感想を端的に表すと、以下のようになる。
01話:ふつう
02話:ふつう
03話:ふつう
04話:おもしろい
05話:とてもおもしろい!
06話:ふつう
07話:ふつう
08話:ふつう
09話:おもしろい
10話:ふつう
11話:ふつう
12話:つまらない(見るのが苦痛になるレベルで)
明確に「つまらない」と思っているのは12話だけであるが、「ふつう」と言っている話数も特に心を動かされるものがなかったのでほとんど「つまらない」と同義である(なら「つまらない」と書けよ!と思うかもしれない、私もそう思う)。とにかく、私にとってアニメ艦これはつまらないアニメだった。だが、私は艦これアニメが好きだった。3話で如月が沈んだ後の4話の空気感が好きだったし、吹雪のセリフ「嫌…! いやだよぉ…」に含まれた意味が好きだった。9話で夕立に嫉妬してしまう吹雪が好きだったし、人知れず努力していた夕立が好きだった。
数話だけだったが、私の心に何かを残したアニメ
私がアニメ艦これを面白いと思ったのはたったの3話だけだった。だが、その3話が私に強烈な印象を残したのだ。私には、放送中面白いと思いながらも結局BDは買わず、そのまま忘れてしまうアニメがある。そして、放送中つまらないと思いながら当然BDは買わず、やはり忘れてしまうアニメもある。だが、アニメ艦これはたった3話だけだったが、私に印象を残してゲームにまで手を伸ばさせた!
そこには、他の印象に残らなかったアニメとは確実に違う何かがあったと思われる。それは何か?実は私の中でも結論が出ていないことである。だが、本来キャラゲーであるはずの艦これでゲームキャラの一人である如月を沈めるという行為が何かしらのキーになっているかのようにも思える。
ゲームの艦これ、おもしろいね
さて、今まで1年ゲームの艦これを続けてきたが、たしかに面白い。流行るのも納得だ。キャラゲーとしてキャラはそこそこかわいいし、史実というバックボーンから妄想もやりやすい。ゲームとしてランダム要素が多いために余裕綽々な状態になることがないし、めちゃくちゃ強い敵を導入してもランダム要素のおかげで案外何とかなるためバランスも破綻しづらい。
何より入渠システムがよい。このゲームはキャラクターがダメージを受けると一定時間回復に専念しないといけない。そのため、長時間連続プレイがなかなかできない(高速修復材使えば別だが、貴重なので普段は使わない)。疲労度もそういう意味で素晴らしい。一度にたくさんではなく、分割して少しずつ。ゲームを長く続けるために重要な要素をシステムとして組み込んでいる艦これは、きっと他のゲームより寿命も長くなることだろう。