selector spread WIXOSS 第十二話見ました
何かを選択したことのなかったまゆが、誰からも相手にされなかったまゆが、誰かの人生に影響を与えたいと思って作られたセレクターシステム。たまはそんな彼女が光への憧憬と共に作ったルリグだったのだろう。最後にたまとゆきが合体してまゆになり、同じくまゆと対峙する。なかなか面白い構図だ。
最終的なるぅ子の選択肢は「ルリグになった女の子たちを元に戻すこと」ではなく、「ルリグを人間にしてほしい」というもの。元々の生まれからしてルリグだったたまやゆきにも会いたいと願った彼女の、本当に子供っぽい幸せな願いだ。ここだけみると、ファンタジスタドールなんだよなこのアニメは。何かのために何かを捨てたくない、諦めたくない。それが、最終的なるぅ子とこのアニメの結論だったのだろう。
最後、明確にたまが人間になったことをはっきりとさせないところが、グッド。
